先輩社員の声Voice of senior

緊急対応だから、難しい依頼も。
だけど、それこそが信頼の証。

メンテナンス工事部 / 係長 / 松川 貴明 / 2008年 入社

「下水道施設の調査・点検」という業務内容に興味を持って、入社。
ハリウッド映画の、都市の地下迷路に潜入するようなシーンを想像したんですが、実際はちょっと違っていました(笑)。メンテナンス工事部が行っているのは、東京都下水道局の依頼による補修工事、台風の後の緊急復旧作業など、様々な緊急工事の監督業務です。
依頼を受けた際には確かに現地の「調査・点検」を行いますが、それはあくまでも現場監督業務の一環。
地下には縦横無尽に下水道管がありますが、災害や事故によって、古い陶製の下水道管にヒビが入ったりします。また、都道の空洞調査の結果、このままではアスファルトが陥没する、という報告を受けることもあります。
こうした緊急案件に対応して、チーム体制で役割を分担し、スケジュールを決めたら一気に工事を動かします。
リニューアル工事部は長期的に計画された案件を担当しますが、メンテナンス工事部は機動力が勝負。それだけに、調査・点検の段階で状況を正確に把握し、エ種や工法を的確に判断できる力が問われます。都心の繁華街などでは特に、休業に陥る施設や店舗が出ないよう、迅速に復旧を完了しなければいけません。私たちにとっての“成功”とは、工事が問題なく終わり、何事もなかったように日常生活が回復すること。
当社は長年にわたって東京都からの仕事を数多く任されてきたため、時には難しい業務を依頼されることもありますが、それこそが信頼の証です。
当社が培ってきたあらゆるノウハウを、後輩の世代に教え、伝えていくことが、私の次の仕事です。

快適な東京を守り、維持する。
それが、僕たちの役割。

リニューアル工事部 / 工事長 / 大沢 達也 / 2017年入社

都の所有地、道路、下水道などのリニューアル工事を担当しています。
新しく都の所有となった土地をフェンスで囲い、長期的にメンテナンスを行ったり、都の管理地に新しい道路を敷設したり、長く使われてきた下水道の修繕工事も行います。
一人で現場監督を任されたのは入社2年目。都心の新築ビルヘ、大通りから下水道管を分岐する仕事でした。区役所への書類提出、近隣への告知から始まり、作業員の方々への毎日の指示や対応など、3カ月ほどかかってすべての業務を責任者としてやり遂げたことは、大きな自信になりました。
当社の仕事の面白さは、土木と建築、どちらの分野にも関わる点にあると思います。更地にアスファルトを敷いて道路にしたり、以前のオリンピックの時代の下水道管を最新仕様にするなど、工事にはさまざまな工種があり、工事期間も数週間から数年間までさまざまです。もっと知識を得たくて、通勤時間にスマホを使い、土木施工管理技士の資格取得に向けて勉強中です。
現場監督としての目標は、当たり前ですが、安全第一、そして事故ゼロ。
オフィス街や住宅街の工事などでは近隣に迷惑をかけないように気を使いますが、「何ができるの?」と声を掛けられることも多く、良好なコミュニケーションができると楽しいです。
東京は大都市だけに、あらゆる場所であらゆる工事があり、仕事の予定は先々まで決まっています。
この都市のインフラを守り、維持し、より良く改善していく仕事に、やりがいを感じます。

難しいからこそ、やりがいがある!

リニューアル工事部 / 庄 拓実(しょう たくみ) / 2020年4月入社

元々、現場監督の仕事に憧れがあり、会社の雰囲気が良く社員同士が明るく仕事をしている姿を見て入社を決めました。
所属している部署では、都の所有地・道路・下水道のリニューアル工事を行っています。
今はマンホール内の下水道管の耐震化工事を担当しています。地震などが発生した際に下水道管が潰れたり、マンホール内が壊れてしまわないように下水道管とマンホールの接続部の耐震化を行っています。
入社したての頃は、右も左もわからず毎日どきどきしながら現場に向かっていましたが、一日の流れが分かってからは、自分で段取りを考えて上手く出来たときに成長を感じることが出来ました。でも、まだ写真を撮るタイミングや一日の段取りを考えることが難しく、先輩社員の姿を見て自分なりに「どうすれば上手く出来るのか」を考えています。また、難しいことはすぐに聞くように心掛けています。
今後の目標は少しでも早く仕事を覚えて、自信を持って仕事が出来るようにようになりたいです。
会社の雰囲気は社員同士の仲がとても良く、悩み事や相談も気軽にできる風通しの良い会社だと思います。
休日には、今はなかなか行けませんが、冬はスノーボードに毎週のように行っています。予定がない日は、部屋でのんびりしています。
自分の就きたい仕事に就けるように、日々考えて努力していれば叶うと思います。